Folklore
風のような、つまり描写の連続。
初めて聞いたFolkloreは、もう何年も前だったかな。
NujabesのHydeout Productions 2nd Collectionに入っている、Imaginary Folkloreだったと思う。
時間だけを繰り返すホーム。
俯き加減の人々。
聞こえない足音。
車両から見えるいつもの景色を空から見下ろしているような感覚。
どこかで少しづつ距離を離されて自分だけが置いていかれているような、脱力にも似た。
でも心地よい空気につつまれて、ぼんやりしていたあの景色が浮かぶ。
正確に言えば浮かんでは、消えていく。
はじまりはここから。
終わりのないはじまり。
あと少しで。