moku

via:moku - ACTUS
なにやら、3年もの年月の完成したプロジェクトがいよいよリリースのようですね。
日本生まれの北欧デザイン moku
北欧の現代デザインを牽引する女性デザイナー、Cecilie Manz(セシリエ・マンツ)と、ACTUS、そして日進木工のトリプルネームとなるプロダクトが、ACTUSから2月末に登場。
世界トップクラスの木工技術を誇る日進木工の技術者たちに、挑戦を思わした程のディティールへのこだわりだとか。
「Rounded & Straight(曲線と直線)」、「Friendly & Stringency(親しみやすさと緊張感)」というセシリエ・マンツのデザインコンセプトを表出させた“moku”のチェアは、レッグからアーム、背もたれへと流れるようなラインの、三次曲線の曲げ木のフレームで形成され、フレーム自体も、外側には丸みを持たせながら、人体に接する内側は直線に削り落とされるという造形が施されています。by ACTUS
デンマークで最も貢献した文化人
セシリエ・マンツというと、Bang & Olufsen(バング&オルフセン)のBeolit 12や、LIGHT YERAS(ライトイヤーズ)のペンダント、Caravaggio(カラヴァジオ)、Fritz Hansen(フリッツ・ハンセン)のminuscule(ミナスキュール)チェアや、ESSAY(エッセイ)テーブルがあります。
近年もっとも評価され、デザイン賞も多数受賞しているデンマークから世界で活躍している女性デザイナーのひとり。
チェアとテーブルとベンチがラインナップ
曲げ木のアーム部がクラシックな印象ですが、ファブリック仕様が用意されている点は、いかにも現代的。木質との対比が美しいデザインで、どのようなファブリックを選択できるのか気になるところ。
KVADRATあたりのウール生地で、パリッとさせれたら嬉しいですよね。
特に、写真を見る限りでは、テーブルの非対称の形状がとても面白い。まるで、Cral Hansen & Son(カール・ハンセン&サン)のダイニングテーブル、CH006のエクステンションを片方切り落としたような。しかし、内側の交差するような構造や直線の美しさ、デザイナーならではの豊かな曲線がよく現れていますね。
また、ソープ仕上げ(別料金)も選べるそうなので、どうせならこだわりたいところ。
価格的には、ラウンジチェアに匹敵するところですが、
新しいスタイルとして検討されては。